《 社保審・介護給付費分科会|12月11日撮影 》
来年度の介護報酬改定をめぐり、厚生労働省はショートステイの長期利用の評価を適正化する方針を固めた。【Joint編集部】
11日の審議会(社会保障審議会・介護給付費分科会)で、これまで重ねてきた議論を整理した「審議報告」の案を提示。その中に盛り込み、大筋で了承を得た。
厚労省は今回、“ショートステイ=短期入所”というサービスの本来の目的に沿った利用を促すと説明。特養などへの入所と変わらない利用形態になっている現状を踏まえ、長期利用の報酬水準を施設入所と均衡させる形で適正化すると明記した。
「審議報告」の案は近く正式に決める。適正化の具体策、その単位数など詳細の発表は年明けになる見通し。
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