《 障害福祉報酬改定検討チーム|2024年2月撮影 》
来年度の障害福祉サービス報酬改定で、厚生労働省は生活介護の加算を大きく見直す。医療的ケアが必要な利用者の受け入れ体制の強化を目的として、事業所のインセンティブの拡充に乗り出す。【Joint編集部】
手厚い人員配置などを評価する既存の加算にテコ入れしつつ、複数の新たな加算も創設する。
今月6日に報酬改定の全容を決定。その中に具体策を盛り込んだ。今年度内に告示し、来年度から実際に適用する。
医療的ケアの体制強化に向けて拡充されるのは、既存の「常勤看護職員等配置加算」と「人員配置体制加算」。医療的ケア児の成人期への移行にも対応できる体制を整備する、という狙いもある。ポイントは以下の通りだ。
新たに創設されるのは、「喀痰吸引等実施加算」と「入浴支援加算」。概要を以下にまとめた。
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