【障害福祉報酬改定】生活介護、栄養ケアの新加算を2つ創設 スクリーニングやマネジメントなどを評価

  2024/2/16
         

《 障害福祉報酬改定検討チーム|2024年2月撮影 》



厚生労働省は来年度の障害福祉サービス報酬改定で、利用者の栄養ケアの実践を促す加算を生活介護に2つ新設する。【Joint編集部】

1つは「栄養スクリーニング加算」。利用者の栄養状態の把握、相談支援専門員への情報提供などを評価する。

もう1つは「栄養改善加算」。栄養ケア計画に基づく適切なケア、マネジメントに取り組むインセンティブとする。事業所に管理栄養士らの配置・活用も求める。

厚労省は来年度の障害福祉サービス報酬改定の全容を今月6日に決定。その中に盛り込んだ。今年度内に告示する。

新たな加算の概要は以下の通り。先行する介護保険の通所介護などの仕組みも参考に設計された。





障害者の健康、栄養、食べ方の課題と向き合う質の高いサービスの提供が狙い。厚労省の2019年の調査結果では、生活介護の利用者のうち肥満は38.4%、やせは18.4%で、生活習慣病の人も42.6%いると報告されている。

※当記事は掲載日時点の情報です。                       

"介護ニュースJoint引用"